カメラの防湿庫 | 湿度の影響とカビ防止のための防湿庫の重要性 レンズがカビてしまう!?

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カメラとレンズへの湿度が与える影響とは

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毎年、6月ごろから湿度が高くなっていますね。
人も湿度が高い部屋では過ごしづらいですが、カメラやレンズも同じです!

実は湿度が高い状態だと、カメラやレンズにカビが生えてしまいます、、、
一度生えてしまったカビを除去するにはメーカーに修理に出さなくてはいけなかったり、高額な費用がかかってしまいます。

逆に、湿度が低い状態でも部品の乾燥など影響が出てしまいます

そこで今回は機材を最適な環境で保管できる防湿庫を紹介していきます!

カメラ機材と湿度の関係

カメラ機材は非常にデリケートな機器であり、湿度変化の影響が顕著です。
湿度が60%以上になると、カメラ本体やレンズ内へのカビの発生リスクが高まります。
特に一眼レフやミラーレスのような精密機器は、湿度の影響を受けやすく、カビが発生することで写りに影響が出てしまいます。

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カビが発生してしまったレンズはメーカーに修理を出すと数万円以上かかります。

カビの発生する湿度とその影響

カビは相対湿度が60%以上の環境で繁殖しやすくなり、70%を超えると急激にカビが増殖します。

カビによってカメラ、レンズや撮影アクセサリーに影響がでます。

  • カメラレンズ内部の曇りにより光学性能の低下
  • 機器内部の電子回路の腐食によるカメラの故障
  • カメラストラップの革や布製部分の劣化

湿度が高い時と低い場合の影響

カメラ機材は湿度に非常に敏感です。高湿度環境に長期間さらされると、レンズやボディ内部に深刻なダメージを与える可能性があります。

カメラの湿度による影響を高い湿度と低い湿度の場合において記載しました。

湿度が高い場合 (60パーセント以上)

  • レンズの曇り: 高湿度環境では、レンズの表面に水滴が付着しやすくなり、画像がぼやけたり不鮮明になったりする可能性があります。
  • カビの発生: 長期間高湿度にさらされると、レンズやカメラ本体にカビが発生するリスクが高まります。これは光学性能の低下や機器の損傷につながる可能性があります。
  • 電子部品への影響: 高湿度は電子回路に悪影響を与え、カメラの誤動作や故障の原因となることがあります。
  • フォグ現象: 急激な温度変化がある場合、レンズ内部に結露が発生し、撮影に支障をきたす可能性があります。
  • バッテリーの寿命短縮: 高湿度はバッテリーの劣化を早める可能性があります。これにより、充電の持ちが悪くなることがあります。

湿度が低い場合 (30パーセント以下)

  • 静電気の発生: 低湿度環境では静電気が発生しやすくなります。これはイメージセンサーにダストが付着する原因となり、画像にゴミやスポットが写り込む可能性があります。
  • 部品の乾燥: 極端に低い湿度が続くと、カメラやレンズの一部の部品(特にゴム製やプラスチック製)が乾燥し、劣化が早まる可能性があります。
  • 撮影への影響は少ない: 一般的に、30%程度の湿度はカメラやレンズの機能に大きな悪影響を与えることは少なく、むしろ適度な環境と言えます。
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高湿度や低湿度ではカメラに影響があるため、
カメラとレンズの安全な保管には、一般的に湿度が40%から60%の間であることが推奨されてます。

一眼レフカメラとミラーレスカメラ(湿度への耐性)

同じカメラでも一眼レフカメラとミラーレスカメラでは、湿度への耐性に若干の違いがあります。

一眼レフカメラ:ミラーボックスや光学ファインダーなど、複雑な機構を持つため、湿気が入り込みやすい傾向があります。
ミラーレスカメラ:構造がシンプルで密閉性が高いため、比較的湿気に強いと言えます。

防湿庫とは?

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防湿庫はカメラやレンズを湿度をから守ってくれるための保管場所です!



機材の適正湿度は一般的に40〜60%とされています。この湿度範囲を維持することで、カビの発生やレンズの曇りを防ぎ、機材の寿命を延ばすことができます。特に高価なレンズや精密な電子機器を含むデジタルカメラにとって、適切な湿度管理は極めて重要です。
防湿庫には湿度調整機能が搭載されており、内部の湿度を一定に保つことができます。これにより、季節や気候の変化に関わらず、常に最適な環境で機材を保管できます。また、湿度調整機能には、電子式や除湿剤を使用するタイプなど、様々な方式があります。

防湿庫の選び方

防湿庫を選ぶ際は、保管する機材の量や種類、使用環境、予算などを考慮することが大切です。大型の防湿庫は多くの機材を収納できますが、設置スペースやコストが課題になる場合もあります。一方、小型の防湿庫は手軽に導入できますが、収納容量が小さく容量不足になる可能性があります。
また、防湿庫の性能だけでなく、使いやすさも重要な選択基準です。扉の開閉のしやすさ、内部の棚の高さの調整性、LED照明の有無など、日々の使用を想定して選ぶことをお勧めします。

おすすめの防湿庫

防湿庫にはHOKUTOやHAKUBA、東洋リビングなど様々なメーカーやブランドがHOKUTOやHAKUBA、東洋リビング等がありますが、私は「Re:CLEAN」と「ナカバヤシ」の防湿庫と防湿ボックスを8年以上使用しています。

Re:CLEANは国内のメーカーであるにも関わらず、他社のものと比較して価格が抑えられているが性能は高く、保証期間も長いです。
ナカバヤシに関してはドライボックスを販売しており、中に防湿剤を入れて使用するタイプで電源が不要で初心者の方には導入がしやすいです。

防湿庫の容量(20L前後)

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カメラが1台で小型のレンズが2本くらいの方は20Lほどのサイズがあれば十分収納可能です。
ただ、今後機材を追加で購入していく予定の方はもう一回り大きい方が余裕があります。

防湿庫の容量(50L前後)

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カメラが2台以上ある場合や望遠レンズなどを所持している方は、
50L以上がおすすめです。
私も初めてはこのサイズを購入しました!

Re:CLEAN リクリーン 50Lの新作モデルで防湿庫内部にLEDの庫内灯とUSBの充電ポートがついています!

防湿庫の容量(120L前後)

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カメラ本体が3台以上、数本の交換用レンズを所持している方は120L以上の防湿庫を用意した方が良いです!
今はカメラが4台以上あるので125Lの下記の製品を使用しています。
レンズ沼にハマっている方は大きめを購入しておくと安心です!!

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余談ですが、ワイン用の防湿庫 (ワインセラー) は湿度を60〜80%ほどに保つために作られています。
そのため、カメラ機材の保管には使用できませんのでご注意ください。

防湿庫と併せて使用 | おすすめアイテム

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防湿庫に入れておいてもカビてしまう場合があるため、レンズ用の防カビ剤の併用がおすすめです!

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HAKUBA レンズ専用防カビ剤は防湿庫の容量20Lあたり1つの防カビ剤を使用します。
製品には1個あたり2つの防カビ剤が入っています。

市販のレンズ用の防カビ剤や防湿剤は、カメラやレンズを湿度から守り、カビの発生を防いでくれます。梅雨の時期などは特にカビが発生しやすいいため、防湿庫などを用意した方が良いです。

防湿庫 | まとめ

カメラ機材の適切な保管、特に湿度管理は、機材の寿命を延ばし、光学性能を維持するために不可欠です。防湿庫の使用は、その最も効果的な方法の一つです。
皆さんも、大切な機材を守るために、防湿庫の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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大切なカメラ機材を守るために、今すぐ防湿庫と防カビ・防湿剤を導入しましょう!

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