運動会の撮影方法 | カメラの設定や撮り方を解説 運動会撮影数100回以上のプロカメラマンが解説

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6月頃から10月にかけて運動会や体育祭の時期が訪れてきましたね。
そこで、今回は幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校の運動会の撮影方法について解説をしていきたいと思います。

目次

適切な機材を持参する

焦点距離

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単焦点レンズでベストショットを狙いにいきます!

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単焦点は確かに綺麗な写真が撮れますが、
運動会の撮影はズームレンズを持参した方が良いです!
また、幼稚園や高校など一概に運動会と行っても、校庭の広さが異なり必要な焦点距離が違います。

幼稚園や保育園

大きな幼稚園でない場合は園庭は狭く、場合によっては保育室などの室内で開催することがあります。
また、狭いため子どもが近くによってくる場合があるため、広角側も24~35mmほどあると良いです。

焦点距離 (フルサイズ) : 24~200mm
焦点距離 (APS-C) : 18-135mm

小学校や中学校

校庭は広く全身を写すために300mmほどの焦点距離が必要で、もう少しアップでの撮影には400mmほど必要です。
また、人数が幼稚園などと比べて多いため撮影する場所的に子どもにはあまり近づいて撮影ができないです。

焦点距離 (フルサイズ) : 70-400mm
焦点距離 (APS-C) : 55-250mm

高校や大学

リレーなどの競技ではカーブから狙えばあまり焦点距離は必要ありませんが、ダンスなどで縦に並ぶ場合などは400mm以上必要で理想は500mm近くほしいです。
フルサイズで400mを超えた焦点距離のレンズは限られてくるので、APS-Cに70-300mmなどのレンズをつけて撮影するのがおすすめです。

焦点距離 (フルサイズ) : 400mm以上
焦点距離 (APS-C) : 250mm以上

*注意書き

幼稚園や保育園でも小学校の校庭を使っての運動会の場合もありますので、その場合は小学校や中学校の場合を参考にしてください。

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焦点距離が300mmほどのレンズがあれば一通りは撮影できますが場合によっては不足します。

その時は画質は落ちてしまいますがクロップ撮影(カメラ内で1.6倍や2倍にアップして撮影する)やトリミング、テレコンの使用をおすすめします。

レンズの明るさ 開放での絞り値 F値

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運動会は野外の場合と室内の場合で必要な明るさが異なります。
また、室内の場合ストロボが使用できないことが多いです。

野外

野外の場合は晴天でも曇り場合でも暗いもので対応可能です。
F値: いくつでも可能

室内や体育館 (明るい場合)

野外の場合同様にF値が暗いものでも対応可能ですが、小学生以上は動きが早いためF値が4までのものがおすすめです。
F値: いくつでも可能 (小学生以上はF4まで)

室内や体育館 (暗い場合)

水銀灯などを使用している体育館の場合は非常に暗いため、小学生以上はF2.8のレンズがないと撮影が厳しいです。幼稚園や保育園の場合はF4でもギリギリ対応可能です。
また、70-300mm F5.6などを持っていて高感度耐性の強いカメラの場合は、シャッタースピード1/500秒でISO感度8000などであれば撮影は可能です。

おすすめの機材

CANON EFマウント

EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
EF70-200mm F4L IS II USM

CANON RFマウント

RF100-400mm F5.6-8 IS USM
RF70-200mm F4 L IS USM

Canon キヤノン ミラーレスカメラ用 RF100-400mm F5.6-8 IS USM

NIKKOR Zマウント

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

NIKKOR Fマウント

AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

SONY Eマウント

FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G

富士フィルム Xマウント

フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR
フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR

フジフイルム XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR

マイクロフォーサーズマウント (オリンパス&パナソニック)

LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. H-FS45150-KA
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

その他

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今までで一番撮影が大変だったのは、夕方18時から行われた暗い室内での運動会でした。
ストロボの使用も許可されておらず、24-70mmと70-200mmのF2.8で撮影を行いましたが、シャッタースピード1/500でISO感度を8000でギリギリの状況でした…。

どうしても暗くてシャッタースピードを速くできない場合は競技の始まる前の場面や徒競走などでは走り出しを狙うなどすると良いです。

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