ストロボ撮影 | モノブロックやコマンダーについて解説 | カメラマン必見ガイド

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今日は撮影の際に使用される「モノブロックストロボ」に焦点を当てて解説していきます。

モノブロックストロボとは

モノブロックストロボ(モノブロックフラッシュ)は一体型の大型ストロボで、自立するライトスタンドに取り付けて使用することが一般的です。本体にストロボと電源供給部(一部の機種ではバッテリー含む)が一体となっており、独立して動作します。
従って、クリップオンストロボ(スピードライト)とは異なり、カメラのホットシューに取り付けることはできません。そのため、シンクロケーブルやコマンダーを用いて発光の制御が必要です。

モノブロックストロボの魅力

モノブロックタイプのストロボは、一体型で電源とストロボが一つのユニットになっています。これにより、セッティングや持ち運びが非常に便利です。スタジオなどで使われるストロボでジェネレータータイプのものがありますが、こちらはパワーソース(ジェネレーター)とフラッシュヘッドが別々のユニットとして存在しているため、取り回しなどがあまり良くないです。

コマンダーの役割

コマンダーは、カメラとストロボの間で通信を制御する役割を持っていて、行えることは主に2つです。1つ目はカメラのホットシューに取り付けることで、シャッターを切った瞬間にストロボを発光させる機能です。次に2つ目は、コマンダーを操作することで、ストロボの光量・照射角の調節をすることができます。さらに、複数のストロボをグループ分けして制御する機能も搭載されており、大規模な撮影でもスムーズにライティングを調整することができます。

*コマンダーはストロボのメーカーによって使用できるものが異なっています。

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ストロボ本体ではなくコマンダーで光量を変えられるのは便利ですね!

モノブロックのメーカー

Godox: Godoxは、手頃な価格帯で高機能なストロボやライティングソリューションを提供しています。同社のXシステムを使用することでモノブロックストロボとクリップオンストロボも同時に発光させることが可能です。

Profoto: Profotoは、プロフェッショナル写真家や高度なアマチュア向けの高品質なライティングソリューションを提供しています。品質と価格も高いですが、機材に対する信頼性が有名です。

Elinchrom: Elinchromは、スタジオやロケーション撮影を主目的とした高品質なストロボとアクセサリーをラインナップしています。

Broncolor: Broncolorは、ハイエンドなスタジオライティングの分野で知名度があり、多くのプロフェッショナルが使用しているブランドです。

Yongnuo: Yongnuoは、低価格帯のストロボやフラッシュトリガーを提供しており、初心者やコストを重視するアマチュア写真家に人気です。

Phottix: Phottixは、ライティングギアやアクセサリーのほか、ワイヤレストリガーやストロボも提供しています。このブランドは、高機能な製品を手頃な価格で提供することで知られています。

モノブロックストロボ vsスピードライト


モノブロックストロボは持ち運びやセッティングが容易な反面、出力や機能に制約がある場合もあります。一方、コンパクトストロボは小さく、カメラのホットシューに直接取り付けることが可能ですが、連射時のオーバーヒートには注意が必要です。

特徴モノブロックストロボ vsスピードライトスピードライト
サイズと重さ比較的大きく、重め小型で軽量
出力高出力、通常は数百Ws以上比較的低出力
電源AC電源または専用の大容量バッテリー一般的には単三電池またはリチウムイオンバッテリー
価格高価手頃(モデルやブランドによって異なる)
適用場面スタジオ撮影、大きなイベントなどの撮影ポータブル、オンカメラ、外撮影に適している
モノブロックストロボとスピードライトの比較表

モノブロックストロボはスピードライトと比べると大きくて重いですが、高出力で数百Ws以上のエネルギーを持ち、AC電源や大容量バッテリーで動作します。そのため、スタジオや大きなイベント撮影に適しています。対照的に、スピードライトは小型軽量で低出力、単三電池やリチウムイオンバッテリーで動作し、価格は手頃で、ポータブルな撮影や カメラのホットシューに取り付けてのオンカメラでの使用に最適です。

モノブロックストロボが使用される理由

高出力


モノブロックストロボはクリップオンストロボなどと比較して一般的に高い出力を持っており、大きなスタジオや広い場所での撮影に適しています。また、高出力のため、大きなソフトボックスやアンブレラを使用する際にも十分な光量を得ることができます。最大出力の光量が大きいと連続で発光するときもチャージ時間が早いです。

異なる基準のためストロボのガイドナンバーとモノブロックストロボなどで使用されるワット秒 (Ws)は比較することはできませんが、GODOX V1のガイドナンバー60のストロボでは76Ws*1とされています。

*1 株式会社ケンコープロフェショナルイメージング(代表取締役社長:山中徹)はGODOXのTTL対応バッテリー内蔵型ラウンドフラッシュ「GODOX V1」を10月23日より発売します。76Wsの出力でV860 IIとほぼ同等の光量をもつクリップオンタイプのフラッシュです。
引用元: 株式会社ケンコープロフェショナルイメージング GODOX V1販売開始のご案内

冷却機能

多くのモノブロックストロボには冷却ファンや熱放散機能が組み込まれており、連続使用時でもオーバーヒートのリスクが低く、長時間の撮影が可能です。

モデリングライト機能

モデリングライト(MOD)とは、フラッシュとは別の連続照明を提供するライトのことで、被写体への光の当たり方や影の様子を事前に確認するのに役立ちます。現在はクリップオンストロボにも搭載されている場合がありますが、モノブロックはモデリングライトの光量が高いものが多いです。

拡張性

モノブロックは拡張性が高くアンブレラやソフトボックスなどと組み合わせて使用することができます。これらを組み合わせることで光の質や拡散をコントロールすることができます。

終わりに

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モノブロックストロボとスピードライト、両者の違いや特長について触れてきました。どちらを選ぶかは、撮影するシーンや目指す写真のクオリティに応じて変わります。モノブロックとスピードライト、どちらの特性があなたの撮影スタイルに合っているか、選んでみてくださいね!

モノブロックとコマンダー

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GODOXのモノブロックやストロボは、Xシステムという統一されたシステムで管理可能で、同一のコマンダーで操作できる点が魅力です。

さらに、他のメーカー製品と比較しても価格が安いため、非常におすすめです!

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