
こんにちは!25歳のカメラマン兼ガジェットライターのMIYABIです。
今回はSONYの最新ワイヤレスイヤホン「WF-C710N」を購入したので実機レビューしていきます。
クリアボディの洗練されたデザインとパワフルなANC機能が魅力の一品。撮影現場でも大活躍のこのイヤホンの実力、徹底検証していきます!
外観とデザイン:魅惑のクリアボディ


まず目を引くのは、このイヤホンの最大の特徴であるクリアボディ!透明感のあるデザインは、SONYの技術力の高さを視覚的に表現しています。手に取った瞬間、その軽量さと洗練された質感に驚かされます。
クリアボディを通して見える内部構造は、まるで高級カメラレンズの内部構造を眺めているような感覚。カメラマンとして、この美しい透明感に一目惚れしました。ケースもコンパクトで持ち運びやすく、ポケットに入れても邪魔になりません。
耳に装着したときのフィット感も抜群で、長時間の撮影セッション中でも疲れを感じさせない絶妙な設計。カラーバリエーションも豊富で、私が選んだクリアモデルは撮影機材とも相性抜群です!
イヤホン本体と付属品など












付属品としてはUSB Type-A to USB-Cの充電ケーブルとイヤーピースがS/M/Lの三種類、取扱説明書がついておりました。
イヤホン本体のデザインとしてはWF-1000XM5と近い形状になっていいますが、ノズル部分がやや太くゴミなどが入らないようにイヤホン先端にフィルターが内蔵されていました。
音質と性能:SONYサウンドの実力
SONYと言えば音質への強いこだわり。WF-C710Nもその伝統を受け継ぐ素晴らしいサウンドクオリティを誇ります。
特に印象的なのは、低音域から高音域までバランスの取れた音響特性。高域はしっかりと響きながらも、中高域の透明感も失われていません。低音に関してはややソフトになっているため、もっとボリュームが欲しい方はイコライザーで数値を上げたほうがよさそうです。
SONY独自のDSEE(Digital Sound Enhancement Engine)技術により、圧縮音源でも高解像度オーディオに近い質感で楽しめるのが大きな魅力。
ANC機能:静寂をもたらす技術力
このイヤホンの目玉機能の一つが、高性能なANC(アクティブノイズキャンセリング)。SONYの技術力が遺憾なく発揮されています。
環境音をしっかりとカットしてくれるので、集中力を保ったまま作業に取り組めるのが嬉しいポイント。特に、エアコンのファン音や人々の話し声などの中低域ノイズの除去性能は素晴らしく、まるで静寂の世界に入り込んだような感覚です。
ANC性能を他機種と比較
ANC性能の強さを今まで試した別のイヤホンと比較すると下記のような感じです。
Xiaomi Redmi 6 Lite < EarFun Air Pro 4 < Xiaomi Redmi Buds 6 Pro ≒ WF-C710N < WF-1000XM5
上位モデルのWF-1000XM5と比較するとANC性能はやや落ちますが、EarFun Air Pro 4などと比較すると効きが良い印象です。また、ノイズキャンセリングの傾向として低音域の効きが強かったです。
体温で形状の変わるSednaEarfit XELASTEC IIにイヤーピースを変更することでノイズキャンセルの性能が上がりました。MSサイズで試しましたがイヤホンのノズルとイヤーピースのフィルターが干渉することはありませんでした。
操作性とスマート機能:直感的なコントロール


タッチセンサーによる操作は非常に直感的で、撮影中でも片手で簡単に音量調整や曲送りができます。カメラのクイックコントロールダイヤルのような感覚で、ストレスなく操作できるのは大きな魅力です。
SONYのヘッドホンアプリとの連携も秀逸で、イコライザー設定やANCレベルのカスタマイズも簡単に行えます。自分好みの音質にチューニングできるのは、写真編集でRAW現像する楽しさに似ています。
特に便利なのがクイックアテンションモード。イヤホンに触れるだけで瞬時に外音を取り込むことができ、撮影現場でのディレクションをすぐに聞き取れるのは非常に重宝しています。
バッテリー性能と接続性:長時間撮影にも対応
一回の充電で最大40時間(ケース含む)の使用が可能なバッテリー性能は、長時間の撮影セッションでも安心です。ANCをオンにしても約30時間(ケース含む)持続するので、屋外での使用にもピッタリ。
急速充電にも対応しており、わずか5分の充電で約1時間の再生が可能。撮影の合間の短い休憩時間でも効率よく充電できるのは、時間に追われるカメラマンにとって大きなメリットです。
Bluetooth接続の安定性も素晴らしく、カメラと同時に使用しても干渉が少ないのは嬉しいポイント。マルチポイント接続にも対応しており、スマホとPCを行き来する編集作業でもスムーズに切り替えられます。
WF-C710N 主要スペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
型式 | 密閉型ダイナミック |
ドライバーユニット | 6mm ダイナミックドライバー |
重量 | イヤホン 約5g(片側)、ケース 約40g |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC, AAC |
バッテリー持続時間 | 最大40時間、ANC使用時最大30時間 *(ケース含む) |
急速充電 | 5分充電で約1時間再生 |
防水性能 | IPX4相当(防滴仕様) |
ノイズキャンセリング | デジタルノイズキャンセリング技術搭載 |
外音取り込み機能 | アンビエントサウンドモード搭載 |
操作方法 | タッチセンサー |
アプリ対応 | ヘッドホンコネクトアプリ対応 |
マルチポイント接続 | 対応(2台同時接続可能) |
カラーバリエーション | ピンク、ブラック、ホワイト、グラスブルー |
特殊機能 | DSEE(Digital Sound Enhancement Engine) |
価格とコストパフォーマンス:投資価値の高いオーディオギア
SONY WF-C710Nの価格帯は、高性能ANC搭載ワイヤレスイヤホンとしては比較的リーズナブル。この品質と機能性を考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
カメラ機材への投資と同様、良質なオーディオ機器への投資も創作活動の質を高めてくれます。特に動画制作も行うカメラマンにとって、音質の良さは作品の価値を大きく左右する要素です。
総評:クリエイターの相棒として最適な一品
SONY WF-C710Nは、単なるワイヤレスイヤホンを超えた、クリエイターの創作活動を支えるパートナーと言えます。
クリアボディの洗練されたデザイン、高性能ANC、バランスの取れた音質、そして実用的な機能性が見事に融合した一品。カメラマンとしての日常使いはもちろん、撮影現場でのプロフェッショナルユースにも十分応える性能を持っています。
特に音質へのこだわりとANC性能の高さは、SONYならではの強みが存分に発揮されている部分。クリアボディという視覚的な透明感が、音の透明感と見事に調和しています。
これからカメラワークと音楽を共に楽しみたいフォトグラファーに、自信を持っておすすめできる逸品です。
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