ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 4」が新発売
EarFun Air Pro 4が2024年7月に新発売しました!
この機種はEarFun Air Pro 3の後継機にあたるANC搭載のワイヤレスイヤホンです。
比較的な安価なモデルで「どの程度ノイズキャンセリングが効くのか」や「音質はどうなのか」にレビューをしていきます。
商品について
商品外観と付属品
- イヤホン本体
- 説明書(日本語あり)
- クリーニング用綿棒
- USB-Cケーブル
- イヤーピース(5サイズ)*本体に装着分を含む
今回購入した商品はブラックカラーで落ち着きのあるカラーで、ケースとイヤホンの側面は非光沢なっていました。
イヤホンがハの字で本体ケースに収納されているため、取り出しのしやすさが以前のモデルよりも向上していました。
付属品はUSB-Cのケーブル以外にも、綿棒が付属していました。
商品の機能
最先端の接続技術
*iPhoneのポップアップ表示は非対応
- 最新のBluetooth 5.4規格を採用し、より安定した高速接続を実現
- Qualcommの最新チップ「QCC3091」搭載で、高度な音響処理が可能に
- LE AudioとAuracast™対応で、次世代Bluetoothオーディオ体験を先取り
- Google Fast Pair機能搭載で、Androidデバイスとの素早いペアリングが可能
- マルチポイント接続対応で、複数デバイスの同時接続をスムーズに管理
最新のチップを搭載することで、様々な接続技術に対応しています。
その中でも、マルチポイント接続はパソコンとスマートフォンを同時に接続できるので、便利ですね。
LE AudioとAuracastは対応している機種が少ないので、
それらの機能を試してみたい方には良い機種ですね。
LE AudioとAuracastについては下記の記事で解説しています!
iPhone やパソコンと接続
Androidの場合はポップアップの表示が出てきて接続が簡単に行えますが、iPhone、MacやWindowsと接続するときにはBluetoothの設定から行う必要があります。
初回の一台目の機器とペアリングするときは充電ケースから取り出すだけでBluetooth設定メニューに「EarFun Air Pro 4」が表示されてタップで接続できます。
二台目以降の機器と接続する場合に関しては、充電ケースのボタンを3秒以上長押ししてケースに内蔵されているLEDが点滅されたら、イヤホンを充電ケースから取り出すとBluetooth設定メニューに「EarFun Air Pro 4」が表示されて接続することができます。
*「LDAC」または「LE Audio」を設定している場合は、二台目の機器の使用は不可となります。
Bluetoothオーディオコーデック
- aptX Losslessとaptx Adaptiveコーデック対応で、最大16bit/44.1kHz(約1.1〜1.2Mbps)に対応
- LDACコーデックにも対応し、ハイレゾ音源の忠実な再生が可能、最大24bit/96kHz
- 日本オーディオ協会認定のハイレゾワイヤレス製品
- Qualcomm Snapdragon Sound技術採用で、高音質と低遅延を両立
対応コーデックが幅広く、Androidスマートフォン(Galaxy S22)を使用して試聴しましたが大きい駅(品川駅と新宿駅)と家電量販店の店内を除くとaptXとLDACで途切れはなかったです。
また、「安定した接続が優先」にチェックを入れた状態であれば、大きな駅などでも殆ど途切れは発生しなかったです。
通勤や通学中に使用する際は、接続が途切れないことが大事ですよね。
高度なノイズキャンセリングANC
- EarFun独自の「QuietSmart 3.0」テクノロジーを搭載
- ハイブリッド方式とアダプティブ方式を組み合わせた最新のノイズキャンセリング
- 最大50dBものノイズを低減し、静寂な聴取環境を創出
EarFun Air Pro 3と比較した場合もノイズキャンセリイングの強度は上がっているのを感じました。
ノイズキャンセリングの性能に関してはSONY WF-1000XM3とSONY WF-1000XM4の間くらいの感覚で、下記のような感じでした。
WF-1000XM5 < WF-1000XM4 < EarFun Air Pro 4 < WF-1000XM3 < SoundCore P40i
*左がANCの効果が強く、右が弱い
クリアな通話品質
- 各イヤホンに3基の高性能マイクを内蔵
- cVc 8.0ノイズキャンセリング技術とAIアルゴリズムの採用
- あらゆる環境で明瞭な通話品質を確保
通話時の音声はノイズ除去がしっかりとされています。ただ、音質はクリアではありますがやや音割れがあります。
イヤーピースの装着感 XELASTEC II と TG-200
付属のイヤーピース自体は薄いシリコンのような素材で、密着感はそこまで強くありませんでした。
そのため、付属でサイズが合わないかたやノイキャンの強度を上げたい方は別のものを使用した方が良いかもしれないです。私は実際にAZLA SednaEarfit XELASTEC IIを日常的に使用しています。
使用可能イヤーピース(テスト済み)
- AZLA SednaEarfit XELASTEC II Standard
密着感があがりノイキャンの効きがよくなる、また高音域の伸びが良くなる - Comply TG-200
イヤホン自体の軸が元々やや太いため、耳の中への収まりが悪くなるがノイキャンの強度はやや上がり、音はマイルドになる
長時間使用と便利な機能 再生可能時間
- イヤホンとケース合わせて最大52時間の再生が可能
- ワイヤレス充電と急速充電に対応し、充電の手間を大幅に軽減
- 50ミリ秒の低遅延ゲームモードで、ゲーム体験を向上
- 装着検知機能搭載で、耳から外すと自動で再生停止
ANCオフ: 公称52時間(充電ケース込み)
ANCオン: 公称35時間(充電ケース込み)
*細かい計測はできていませんが安定接続の場合は再生時間が大方スペックどおりでした。
注意点
ワイヤレスイヤホン おすすめ 1万円以内
ANCを搭載している1万円以内のワイヤレスイヤホンの中では「Air Pro 4」が「Bluetooth LE」などの最新機能を搭載しており、コスパが優れていると感じました!
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