BETTDOW iPad用マジックキーボード完全レビュー【2025年最新】
MIYABIiPadを手にして真っ先に感じたのは「これだけでMacBookはもう必要ないかも」という期待感でした。しかし実際に使い始めると、やはり長文入力では物理キーボードの存在が恋しくなります。
Apple純正のMagic Keyboardは確かに魅力的ですが、49,800円という価格は正直なところ簡単には手が出ません。
今回は純正品の半額以下で購入でき、実用性も十分なBETTDOW iPad マジックキーボードを2週間使い込んだ本音レビューをお届けします。
BETTDOW iPad マジックキーボードの基本情報と対応モデル
BETTDOW マジックキーボードは、iPad miniおよびiPad無印モデルを除く、iPad Pro, Airシリーズに対応したプレミアムキーボードケースです。
最大の特徴は完全日本語配列対応であることです。多くの海外製キーボードがUS配列のみの中、日本人ユーザーが慣れ親しんだJIS配列を採用。かな入力とローマ字入力の切り替えもスムーズで、ストレスフリーな日本語入力が実現できます。
補足: iPad 第10世代 第11世代 対応品は下記となります。
開封から使用開始まで|実機レビュー










パッケージには本体に加えて、透明なキーボード保護カバー、USB-C to Cケーブル、日本語の取扱説明書が同梱されています。
特に嬉しいのは保護カバーが最初から付属している点。ホコリや液体からキーボードを守ってくれるため、カフェでの作業も安心です。長期使用を考えると、この配慮は本当にありがたいですね。
自在に調整できるディスプレイ角度




ディスプレイは約90度から120度まで無段階で角度調整が可能です。
デスクワークからソファでのリラックスタイムまで、どんな姿勢でも最適な視野角を確保できます。ヒンジの強度も適切で、タッチ操作時のぐらつきもありません。
純正Magic Keyboardとの比較|コストパフォーマンスの真実
価格は純正品の約40%。では品質も40%かというと、決してそうではありません。実際の使用感では、純正品の90%以上の満足度を実現していると感じます。
確かにタッチの深さや打鍵感では純正に一歩譲りますが、独自設計のファンクションキー配列や7色切替可能なバックライトなど、むしろ純正を超える魅力も持ち合わせています。価格差を考えれば、十分以上に納得できる選択肢です。
アルミニウム合金ボディが生み出すプレミアムな質感


キーボード面のアルミニウム合金パネルは見た目以上に実用的です。プラスチック製キーボードでよくある指紋や皮脂汚れが目立ちにくく、いつまでも新品のような美しさを保てます。
長時間のタイピング作業後も、パネル表面はサラサラの触感をキープ。夏場の汗ばむ季節でも快適に使用できます。この「所有する満足感」は、毎日使うツールだからこそ重要なポイントです。
完全日本語配列がもたらす快適な文字入力体験


JIS配列採用により、MacBookやWindowsノートPCと同じ感覚でタイピングが可能です。記号の位置も日本人にとって自然な配置となっているため、切り替えによるストレスがありません。
開閉連動スマート電源|MacBookライクな使用感を実現


カバーの開閉に連動した自動電源ON/OFF機能は、一度体験すると手放せない便利さです。MacBookと同じように、開けばすぐに作業を開始でき、閉じれば自動的にスリープモードへ。この自然な動作フローが、iPadをより「パソコン」として使いやすくしています。
充電用USB-Cポートはヒンジ部分に美しく統合され、ケーブルが作業の邪魔になりません。このような細部へのこだわりが、2万円以下の製品とは思えない完成度の高さを生み出しています。
7色バックライトで作業環境をカスタマイズ


最初は「ギミック」だと思っていた7色バックライトですが、使ってみると意外な実用性に気づきました。朝の爽やかな青、集中作業時の落ち着いた緑、リラックスタイムの温かいオレンジ。気分や環境に応じた色選びが、作業のメリハリを生み出してくれます。
3段階の明るさ調整機能も優秀で、暗いカフェから明るいオフィスまで、どんな環境でも最適な視認性を確保できます。
独立ファンクションキーが実現する驚きの操作性


音量調整、画面輝度、メディア再生など、よく使う機能が独立したファンクションキーとして配置されています。Fnキーとの組み合わせが不要なため、直感的かつスピーディーな操作が可能です。
特に便利なのがワンタッチSiri起動キー。「Hey Siri」と話しかける必要なく、即座に音声アシスタントを呼び出せます。メモの作成やタイマー設定など、作業を中断せずに済むのは想像以上に快適です。
マルチタッチ対応トラックパッドも秀逸で、3本指スワイプでのアプリ切り替え、ピンチイン・アウトでの拡大縮小など、iPadOSのジェスチャー操作を完全にサポート。マウスなしでも快適な操作環境を実現しています。
詳細スペック一覧|購入前に知っておくべき仕様
【iPad Pro 11インチモデル用 製品仕様】
- 本体重量:約585g(軽量設計)
- キー配列:JIS配列(日本語対応)
- 接続方式:Bluetooth(省電力・高速接続)
- バックライト:7色LED、3段階調光対応
- 実売価格:15,000円~20,000円
※対応するiPadモデルによって仕様が異なります。購入前に必ずご確認ください。
Bluetooth接続設定|わずか30秒でペアリング完了
初回設定は驚くほど簡単です。キーボード右上のペアリングボタンを3秒長押しするだけで、iPadの設定画面に「BETTDOW Keyboard」が表示されます。タップすれば即座に接続完了。2回目以降は自動接続されるため、開いてすぐに使い始められます。
2週間の使用期間中、接続が途切れることは一度もありませんでした。Bluetooth接続の安定性の高さを実感しています。
2万円以下で実現するプロフェッショナルな作業環境
2週間毎日使い込んで確信しました。BETTDOWのマジックキーボードは「安いから仕方なく選ぶ」製品ではなく、「この価格でこのクオリティなら積極的に選びたい」製品です。
純正品との価格差約3万円で、Apple PencilやiPadケース、さらには有料アプリなど、他の周辺機器やソフトウェアに投資できます。トータルでの生産性向上を考えれば、賢明な選択と言えるでしょう。
こんな人におすすめ|購入検討チェックリスト
【特におすすめしたいユーザー】
- iPadで本格的にブログやレポートを書きたい方
- 純正Magic Keyboardの価格で購入を躊躇している方
- 日本語入力を頻繁に行う方
- 持ち運びやすさを重視する方
- コストパフォーマンスを重視する賢い買い物をしたい方
【購入前の確認事項】
お使いのiPadモデルが対応しているか必ず確認してください。特にiPad mini、iPad無印をお使いの方は、別製品の検討が必要です。
進化するiPadOSとキーボードアクセサリーの重要性
iPadOS 17でStage Managerが大幅に改善され、外部ディスプレイ対応も強化されました。もはやiPadは「大きいiPhone」ではなく、真のモバイルコンピュータへと進化しています。
この進化に伴い、優れたキーボードアクセサリーの存在は必須となりました。BETTDOWのような革新的なサードパーティメーカーが、ユーザーの声を反映した高品質な製品を適正価格で提供することで、iPadの可能性はさらに広がっていくでしょう。

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