
クレジットカードサイズで直挿し充電対応。
スケルトンデザインがおしゃれな5,000mAhモバイルバッテリーをガジェット好きが徹底検証。


もうケーブルを忘れて困ることはない!直挿しできる超小型モバイルバッテリー
「あ、充電ケーブル忘れた…」外出先でスマートフォンのバッテリー残量が赤くなった瞬間、誰もが経験したことのある絶望感ではないでしょうか。モバイルバッテリーは持っているのに、肝心のケーブルがない。コンビニで充電ケーブルを買うはめになり、結局カバンの中はケーブルだらけに。
そんな現代人が抱える「充電問題」を根本から解決する製品が登場しました。「SHARGE FlowMini2」は、ケーブル不要でスマートフォンに直接挿せる革新的なモバイルバッテリーです。
重さわずか約100g、クレジットカードサイズという驚異的なコンパクトさながら、最大22.5Wの急速充電に対応。朝の通勤電車やカフェでの打ち合わせ中でも、サッと取り出して充電できる、まさに2025年の定番アイテムです。


SHARGE FlowMini2とは?約100gで実現した高性能モバイルバッテリーの全容


「SHARGE FlowMini2」は、中国の新興ガジェットメーカーSHARGEが開発した第2世代のコンパクトモバイルバッテリーです。最大の特徴は、USB-CとLightningの交換式コネクタを搭載し、ケーブル不要でスマートフォンに直接接続できる点。さらに本体には収納式のUSB-Cケーブルも内蔵されており、2台同時の充電にも対応しています。
主要スペック
- 容量:5,000mAh(18.25Wh)
- サイズ:約79.4×25.8×33.5mm
- 重量:約100g
- 最大出力:22.5W(単ポート使用時)/ 15W(2台同時充電時)
- 充電プロトコル:PD3.0, APPLE, BC1.2, QC2.0, QC3.0, AFC, FCP, SCP, SFCPなど主要規格に対応
- 安全認証:PSE認証取得
特に注目すべきは、半透明のスケルトンボディと金属フレームを組み合わせたデザイン性の高さです。
ブラック、シルバー、ピンクの3色展開で、ガジェット好きの所有欲を満たす仕上がりになっています。
*画像はブラックとシルバーになります。


実機レビュー



今回はブラックとシルバーモデルを実機でレビューしていきます。
付属品




付属品は本体とUSB-C to USB-Cコネクター(本体装着済)、USB-C to Lightningコネクター、
説明書が付属しています。
外観
















本体の外観はスケルトンデザインでとてもオシャレですね。
また、ケーブルと本体の色がしっかりとリンクしている統一感があるのも良いですね。
外出先でのバッテリー切れを解決する、ポケットに収まる22.5W急速充電器
Android & iPhone両方で「直挿し」が可能
従来のモバイルバッテリーの最大の弱点は「ケーブル管理」でした。モバイルバッテリーユーザーとしてはケーブルを別に持ち歩くのは不便ですよね。「SHARGE FlowMini2」は、この根本的な問題を物理的に一体化することで解決しています。
「USB-C to USB-Cコネクター」と「USB-C to Lightningコネクター」の2種類のコネクターを付け替えることで、
AndroidとiPhoneのどちらでも直挿が可能です。
内蔵ケーブルの端子はUSB-Cを採用しているため、本体側面には「USB-C to Lightning」コネクターを装着することで、USB-C対応のiPhone 15シリーズ以降の機種と、Lightning対応のAirPodsなどのアクセサリーを同時に充電することが可能です。


様々な機器で充電を検証
「SHARGE FlowMini2」を実際に使用して、様々な機器で充電が可能なのか検証しました。
Galaxy S22とiPhone SE(第2世代)
「Galaxy S22」と「iPhone SE」を2台同時に接続して充電が可能かを検証してみました。
2台同時の場合は最大15Wの出力のため、急速充電にはなりませんでが充電は可能でした。
「Galaxy S22」が1台のみ接続されている場合に関しては、急速充電が可能でした。


Canon PowerShot V1
小型コンデジの「Canon PowerShot V1」が充電可能かを検証いたしました。
Canon公式の対応規格としては純正アクセサリーPD-E2の使用時に5V/3A、5V/1.5Aとのことでしたが、
「SHARGE FlowMini2」でも充電が可能でした。


パススルー充電
パススルー充電に関しては、2台同時でも1台単体でも充電が可能でした。
2台同時充電した場合: パススルー充電可能
1台単体充電した場合: パススルー充電可能
充電可能回数一覧
iPhoneで充電可能な回数の目安を下記の条件で計算いたしました。
今回計算した機種に関しては、どの機種に関しても1回以上は充電可能になっています。
<計算条件>
モバイルバッテリー容量:5,000mAh(18.25Wh)
計算条件:一般的な充電効率として85%で計算
iPhone 17
- バッテリー容量: 3,692mAh (13.66Wh)
- 充電可能回数: 1.14回
iPhone 16
- バッテリー容量: 3,561mAh (13.18Wh)
- 充電可能回数: 1.18回
iPhone 15
- バッテリー容量: 3,349mAh (12.39Wh)
- 充電可能回数: 1.25回
iPhone 14
- バッテリー容量: 3,279mAh (12.13Wh)
- 充電可能回数: 1.28回
iPhone 13
- バッテリー容量: 3,227mAh (11.94Wh)
- 充電可能回数: 1.30回
計算の補足
新しいモデルほど充電回数が少ない理由
iPhone 17はバッテリー容量が増加(iPhone 16比で約3.7%増)しているため、同じモバイルバッテリーでの充電回数は若干減少します。
実用性
すべてのモデルで1回以上の充電が可能ですが、完全に2回充電するには容量が不足します。
注意事項
- 充電効率85%を考慮した実用的な計算結果
- 実際の充電回数は使用環境、充電ケーブルの性能、バッテリーの劣化状況により変動
- バッテリーが完全に空の状態からの計算のため、実際は部分充電となることが多い
スマートフォンを2回以上充電したい場合やパソコンなどの大容量バッテリーを搭載した機種を充電したい場合には、物足りないバッテリー容量ですが日常使いには十分な容量です。
「SHARGE FlowMini2」のメリット
急速充電:最大22.5W出力により、iPhone 16を約27分で50%まで充電可能(公式仕様)。
AndroidデバイスもPDやQCなどの多様な規格に対応で高速充電が可能。
パススルー充電:「SHARGE FlowMini2」の本体を充電しながらスマホやワイヤレスイヤホン等も同時に給電可能。
2台同時給電:直挿しポート+内蔵ケーブルでスマートフォン( Android や iPhone )+ワイヤレスイヤホンなどを同時に充電が可能。
Lightning & USB-Cの両対応:Android と iPhoneの両機種を同時に使っているユーザーでも、ケーブルをそれぞれ持ち運ぶ必要がなくて便利。
まとめ
「SHARGE FlowMini2」は、モバイルバッテリーの常識を変える革新的な製品です。ケーブル不要の直挿し充電は一度体験すると手放せなくなる便利さがあります。
5,000mAhという容量は決して大きくありませんが、日常使いには十分で、何より持ち運びの手軽さが圧倒的です。特に通勤・通学での使用や、短時間の外出時には理想的な選択肢ですね。
価格は同容量の一般的なモバイルバッテリーよりやや高めですが、ケーブル管理の煩わしさから解放される価値を考えれば、購入する価値は十分にあります。


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